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花火
今、工房のある琵琶湖一帯では
「世界花火大会滋賀」というのが開催されています。
19日は彦根で花火大会があったので
工房の2階からもよく見えました。
世界の花火が見られるらしいのですが
彦根のは、どこの国の花火だったのでしょうか?
昔、テレビで
花火師の特集みたいなのがあって
それまで花火と言えば
「わあー、きれいやなー」
とだけ見ていたのですが、
その番組を見てからは
「あの花火の下には花火師がいて、
危険と隣りあわせで仕事をしていて、
きっと、きれいに上がったら、感無量なんだろうなぁ」
と、なんだか花火師のことばかり気になるようになりました。
一瞬で消えてしまうものをつくる仕事。
家具は、ものとして形が残るので
かたちが残らないものをつくったり、扱う仕事は
なんだか切ない気がしていましたが、
考えたら、かたちは残らなくても
心にはしっかり残るものなんですよね。
だから全てを注いで仕事ができるんだなぁ
すてき!
と、花火を見ながら仕事をしながら思いました。
私たちは、欲張って
かたちにも、人の心にも残るものをつくっていきたいです。
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